大相撲の横綱稀勢の里(田子ノ浦)が3日、31歳の誕生日を迎えた。

 愛知県長久手市の部屋で、稽古後に報道陣から自身が表紙を飾るジャポニカ学習帳に模した特大ケーキを贈られて「すごいね、これ!!」と驚いた。

 名古屋場所前に迎える誕生日では毎年、報道陣から誕生ケーキが贈られている。「毎年、ケーキが進化しているから、最後はどうなるのかな」と興味津々で、報道陣から「最後はウエディングケーキで」と言われると「それをもらえるまで頑張ります」と笑った。

 前日は稽古を休んだが、この日は大関高安と18番取って11勝7敗。最後は高安にぶつかり稽古で長く胸を出すほど、気合が入っていた。初優勝と横綱昇進をかなえた30歳。31歳は「1つでも多く優勝というのがあるし、強い横綱になりたい。その気持ちをしっかり持ってやっていきたい」と誓っていた。