日本相撲協会の審判部は7日、大相撲名古屋場所(9日初日)の会場となる愛知県体育館内で取組編成会議を開き、初日と2日目の取組が決まった。
横綱稀勢の里(31=田子ノ浦)は初日に関脇御嶽海(24=出羽海)、2日目は西前頭筆頭の貴景勝(20=貴乃花)の挑戦を受ける。
新大関の高安(27=田子ノ浦)は、初日に北勝富士(24=八角)、2日目は勢(30=伊勢ノ海)と、ともに平幕力士との対戦で滑り出す。
連続優勝を目指す横綱白鵬(32=宮城野)は、初日が小結琴奨菊(33=佐渡ケ嶽)、2日目は平幕の栃ノ心(29=春日野)と対戦。名古屋場所連覇で通算9度目の優勝を目指す横綱日馬富士(33=伊勢ケ浜)は初日に小結嘉風(35=尾車)と、夏場所で途中休場した横綱鶴竜(31=井筒)は東前頭筆頭の正代(25=時津風)と対戦する。また、東前頭4枚目に番付を上げた宇良(25=木瀬)は、西前頭3枚目の遠藤(26=追手風)との注目カードが組まれた。
十両以上の休場者は、いなかった。なお初日、2日目の三役以上の取組は以下の通り。
【初日】(左が東)
玉鷲-勢
高安-北勝富士
栃ノ心-豪栄道
照ノ富士-貴景勝
正代-鶴竜
稀勢の里-御嶽海
嘉風-日馬富士
白鵬-琴奨菊
【2日目】(左が西)
御嶽海-北勝富士
玉鷲-照ノ富士
勢-高安
豪栄道-嘉風
栃ノ心-白鵬
鶴竜-琴奨菊
貴景勝-稀勢の里
日馬富士-正代