大相撲の横綱鶴竜(31=井筒)が名古屋場所4日目の12日、日本相撲協会に「右足関節外側靱帯(じんたい)損傷で約3週間の安静加療を要する」との診断書を提出して休場した。3日目の北勝富士戦で押し出された際に、右足首を土俵に打ちつけていた。

 鶴竜の休場は2場所連続7度目で、今年4場所で早くも3度目になる。14年春場所後に横綱に昇進し、今場所が在位20場所目の鶴竜は師匠の井筒親方(元関脇逆鉾)と話した上で「厳しいことを言われても仕方ないです。次に出るときは結果を出さないといけない」と言い、次に出場する場所で進退を懸けることを明言した。

 4日目に対戦が組まれていた小結嘉風は不戦勝となった。