大相撲名古屋場所を途中休場した横綱稀勢の里の師匠の田子ノ浦親方(元幕内隆の鶴)は23日、岐阜市で30日に始まる夏巡業に、稀勢の里が当面は参加しないことを明らかにした。「本人とは話していないが、当面は。ただ場所に出るだけでなく、結果を出さないといけないので」と話した。

 稀勢の里は春場所で痛めた左上腕付近の回復が遅れていることに加え、名古屋場所5日目の勢戦で左足首を痛めた。田子ノ浦親方によると、稀勢の里は休場後すぐに部屋の宿舎を離れ、治療に専念している。