大相撲の横綱稀勢の里(31=田子ノ浦)が15日、青森市で行われた夏巡業で、復帰後に初めて土俵に上がった。

 稀勢の里は、兄弟子の西岩親方(元関脇若の里)の長女で生後5カ月の花ちゃんを抱っこして土俵入りを行った。赤ちゃんを抱いての横綱土俵入りは初体験。登場と退場の時以外は露払いの輝に託したが、大泣きだった。それでも「初めて見ました。かわいい子でしたよ」と目を細めていた。