横綱稀勢の里が16日、昔を懐かしんだ。

 青森県板柳町で行われた巡業の勧進元は、元関脇追風海の斉藤直飛人氏。新入幕の04年九州場所では勝ち越した直後の14日目で初対戦し、はたき込みで敗れて2桁を逃した。「2桁勝てば敢闘賞だと思って欲が出たかも」と当時を思い出した。過去の対戦は2戦2敗。八艘(はっそう)跳びなどを得意とした斉藤氏を「(相撲が)うまかった」と振り返っていた。