大相撲の健康診断が22日、東京・両国国技館内で行われた。

 右足負傷で7月の名古屋場所を途中休場した横綱鶴竜(32=井筒)も22日、受診のため両国国技館を訪れた。公の前に出るのは7月12日以来。診断書は「右足関節外側靱帯(じんたい)損傷」だったが、さらに右足甲も剥離骨折したことを明かした。今月から稽古場で四股を踏み今はすり足と踏み込みの動作も行うが「ようやく普通に歩けるようになった。動かしたり踏み込む時には腫れる感じ」と試運転の段階だ。師匠の井筒親方(元関脇逆鉾)は次に出る場所は進退をかけた土俵であることを明言したが、秋場所出場は「ハッキリは言えない。今は精いっぱい治すこと。前向きな気持ちでやる」と話すにとどめた。今日23日のお台場巡業に合流し復帰への道を探る。