稀勢の里は初顔合わせの北勝富士に寄り切られ今場所3個目の金星配給で3敗目を喫した。

 7日目まででの3敗は6日目から途中休場した7月の名古屋場所以来。波に乗れない今場所は上体が起きて腰が高く、踏ん張れない。問いかけに口を開くことはなく、まげを結い直した後に、大きなため息をついただけだった。