元横綱日馬富士関が傷害容疑で書類送検されたことを受け、スポーツ庁の鈴木大地長官は11日、「とても残念。スポーツ界における暴力は根絶するべきだ。関係者は重く受け止め、二度と起こらないようにしてほしい」と述べた。

 鈴木長官は先月28日に日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)と会談し、再度の報告を求めている。今後について「日本相撲協会では危機管理委員会による調査が進められている。その成り行きを注視したい」と真相解明の徹底を求めた。