横綱白鵬が215キロの巨漢逸ノ城を下して2連勝した。

 張り手とかち上げの改善に取り組む立ち合いは、正面から激しくぶつかり、左上手を取って右四つに組んだ。相手の重さに手を焼いたが、頭をつけながら強引に寄り切った。「同じ相四つだから踏み込めば(まわしが)取れるという気持ちだった」と振り返り「また(逸ノ城が)重くなったかな」と余裕の表情を見せた。