関脇経験者で東幕下5枚目の豊ノ島(34=時津風)が、今場所の2番相撲を休場した。対戦相手で同4枚目の北はり磨(31=山響)は不戦勝で今場所初白星を挙げた。

 幕下上位に番付を戻し、9場所ぶりの関取復帰も狙っていた豊ノ島は、2日目の1番相撲で西幕下4枚目の明瀬山(32=木瀬)と対戦。寄り切りで敗れた際に、左ふくらはぎを痛めた。肉離れと思われ、2番相撲以降の出場については「(休場も)考えないといけない」と話していた。

 師匠の時津風親方(44=元前頭時津海)によれば、この日の2番相撲と3番相撲を休場し、4番相撲から途中出場する意向だという。