大相撲初場所3日目から休場していた、東前頭10枚目の照ノ富士(26=伊勢ケ浜)が、11日目から再出場することが決まった。照ノ富士は当初「2型糖尿病」で休場し、その後、インフルエンザを発症していた。

 10日目まで、3日目の不戦敗を含めて3敗7休となっており、再出場がなければ3月の春場所は十両陥落が確実だった。11日目の相手は石浦に決まった。師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)はこの日「(古傷の)ひざはもともと良くなってきていた。血糖値が急激に上がっていたが、今は薬などで下がってきた。稽古もしている。出るからには、どこが痛いとかは言っていられない」と話していた。