大相撲の大関高安(27=田子ノ浦)が節分の3日、東京・港区の霊友会で行われた豆まきに参加した。

 師匠の田子ノ浦親方(元前頭隆の鶴)、幕内松鳳山(二所ノ関)らとともに、終始穏やかな表情。司会者の「鬼は外、福は内」のかけ声に合わせて、豆をまいていた。

 1月の初場所は12勝3敗で、大関昇進後4場所目で初めて2ケタ白星を挙げた。豆まきを終えた後は「伝統行事なので気持ちが引き締まる。自分にも福が来るよう、これから一生懸命取り組んでいきたい」と、笑顔を交えて話した。近日中にも3月の春場所に向けて稽古を再開する予定という。