東洋大は6日、昨年の全国学生相撲選手権で団体優勝したメンバーの寺沢樹(4年)が高砂部屋に入門すると発表した。新潟県・佐渡市出身で182センチ、126キロ。昨年は全国大学選抜宇佐大会、全日本大学選抜金沢大会で個人優勝するなど実績は十分だ。

 関脇御嶽海や、初場所で幕下全勝優勝を果たした若隆景など、角界には同大学出身の現役力士が多数活躍している。また高砂部屋には、学年が1つ上の幕下村田がおり「大学の先輩方やライバルだった他校の選手が角界で活躍している姿を見て自分も挑戦したいと思いました。高砂部屋は大学の先輩もおり、稽古相手も豊富です。学生時代に学んだことを忘れず、1場所でも早く関取に上がれるように頑張りたいです」とコメントした。