大相撲の横綱白鵬(32=宮城野)が12日、東京・両国国技館で行われた、自らが主催する少年相撲「第8回白鵬杯」に参加して大会の成功を喜んだ。

 モンゴル、台湾、香港など8カ国・地域から過去最多の約1300人の小中学生が集結。過去の大会を振り返り「思い出深いものがあった。順調にきているのかな」と手応えを口にした。第1回大会の団体戦で優勝した青森県代表には、昨年の九州場所で初対戦した小結阿武咲がおり「入門して関取に上がり、私と対戦した。それが1つのこの大会の成功」とうなずいた。3年連続出場の長男真羽人(まはと)くん(9)が“初白星”を飾るなど、一日中笑顔だった。