敢闘賞の魁聖は、勝てば同時受賞となっていた勢を退け、単独での受賞を勝ち取った。優勝から遠ざかった際には、師匠の友綱親方(元関脇旭天鵬)から三賞奪取を厳命されていただけに「よかったです」とホッとした様子。

 技能賞の遠藤は、審判部から左四つの取り口を評価され「成長したかどうかは分からない。でも技能の評価はうれしい」と話した。昇進後のしこ名について師匠の追手風親方(元幕内大翔山)は「今のままでいきます」と話した。