日本相撲協会は29日、東京・両国国技館で理事会を開き、貴乃花親方らの処分を決めた。

 峰崎親方(元前頭三杉磯)は、昨年9月末から今年1月にかけて峰崎部屋で暴力問題が起きたことの監督責任を問われて、2カ月間の10%減給処分が科された。暴力をした三段目力士は、夏場所での1場所出場停止処分となった。十両の貴公俊と同じ処分内容になった理由について、鏡山危機管理部長は「暴力の根絶に取り組んでいるさなかに暴力をふるった点を重要視した」と説明した。