大相撲の春巡業は19日、千葉県の柏市中央体育館で行われ、関脇栃ノ心がぶつかり稽古などで汗を流した。

 連日、精力的に動いており「悪くはない。体をつくらないといけないし、もっとやりたい」と意欲的に話した。

 1月の初場所を14勝で制し、3月の春場所で10勝。夏場所(5月13日初日・両国国技館)では大関とりが懸かる。

 春場所13日目の正代戦で右肩を痛め、まだ完治していないというが、十両佐田の海や明生らの突進を受け止めてからの寄りには迫力があった。「どこまでいい結果を残せるか分からないけど、精いっぱい頑張っていく」と、さらなる精進を期した。