大相撲の横綱白鵬(33=宮城野)が20日、発熱などを理由に春巡業から途中離脱した。

 この日、東京・町田市で行われた巡業に参加していたが、朝稽古時は土俵下にいた春日野巡業部長(元関脇栃乃和歌)へあいさつだけして、町田市の病院に行き受診。「発熱、咽頭炎により2、3日の休養が必要」などと書かれた診断書を提出し、横綱土俵入りや取組などを行わずに興行途中で会場を後にした。

 白鵬いわく「3年ぶり」という発熱に見舞われた19日は微熱だったが、関係者によるとこの日は熱が39度あったという。父ジジド・ムンフバトさんの葬儀に参列するために11日に故郷モンゴルに帰国して15日に再来日。強行日程、心労が影響しているようだ。

 またツイッターに「今日から2~3日、休養する事になりました。熱が下がらなかった原因は、肺炎になりかけだったからだそうです。早く治してまた頑張ります」と掲載した。