大関豪栄道(32=境川)が夏場所9日目の21日、「左足関節離断性軟骨炎で約4週間の加療を要する見込み」との診断書を提出して休場した。

 前日の中日に3連敗を喫して3勝5敗。師匠の境川親方(元小結両国)は「足首に力が入らない。慢性的に悩まされている」と説明した。再出場について同親方は「ない。中途半端なことはしない」と断言。7月の名古屋場所は7度目のかど番となる。高安も初日から休場し、59年9月の秋場所で1人大関の琴ケ浜が途中休場して以来、59年ぶりの大関不在。休場による大関不在は3度目で、過去2度はともに翌場所で新大関が誕生している。