日本相撲協会は、大相撲夏場所千秋楽の27日、両国国技館で三賞選考委員会を開いた。

 殊勲賞は、14日目を終え1敗で単独トップに立つ横綱鶴竜(井筒)を4日目に破り、ここまで7勝7敗の東前頭4枚目の松鳳山(34=二所ノ関)が、宝富士に勝って勝ち越しを決め、さらに鶴竜が優勝した場合、受賞することが決まった。

 敢闘賞は、ここまで11勝の西前頭11枚目・千代の国(27=九重)が千秋楽の勝敗にかかわらず無条件での受賞が決定。千秋楽に勝てばの条件をクリアすれば関脇栃ノ心(30=春日野)と、新入幕で2桁白星に到達することになる西前頭15枚目の旭大星(28=友綱)も受賞が決まる。

 技能賞は栃ノ心の受賞が決まった。