日本相撲協会は名古屋場所7日目の14日、会場のドルフィンズアリーナの空調設備が不具合を起こしていたと発表した。

 打ち出し後に執行部が約2時間30分にわたって会議し、空調が壊れたままだった場合の対策などを協議。同時に業者らに修理を依頼しつつ、代替の扇風機や簡易クーラーなどの確保に当たった。その後、修理が無事に終わり、8日目の15日以降の運営に問題なく修理されたことを確認し、会議は終了した。

 芝田山広報部長(元横綱大乃国)は「(故障箇所と交換する)新しい部品は3連休のため、週明けにならないと届かないが、猛暑なので、万が一に備えてメンテナンスの人も常駐してもらえるよう手配できた」と、今後の運営に支障はないことを強調した。

 この日の十両の取組あたりから、土俵回りにいる呼び出しらから異変を伝える声があがっていたという。