秋場所の新弟子検査が4日、両国国技館で行われ、モンゴル人の父とロシア人の母を持つ、昨年の高校横綱アマルトゥブシン・アマルサナー(19=二子山)ら受検した5人全員が身長167センチ、体重67キロ以上の体格基準を満たした。

アマルサナーは鳥取城北高3年だった昨年の全国高校総体個人戦決勝で、元横綱朝青龍のおいで現在は幕下の豊昇龍を破って優勝。豊昇龍ら同級生が一足早くプロで活躍するだけに「早く相撲を取りたかった。関取を目指して頑張ります」と初々しく話した。合格者は内臓検査などの結果を待ち、初日に発表される。