大相撲の横綱白鵬(33=宮城野)が5日、都内のホテルで行われた祝賀会に出席した。昨年9月の秋場所で達成した幕内1000勝などを記念した催し。横綱稀勢の里のほか、部屋の関係者ら約750人が参加した。昨年10月15日の開催を予定していたが、負傷していた右膝の手術もあり延期となっていた。

現在33歳。35歳5カ月で幕内優勝を果たした、大横綱千代の富士(享年61)を意識し「まだ更新したい記録はある。プロであるからには記録を目指さないといけない」と宣言した。プロ野球ソフトバンクの王貞治球団会長(78)が乾杯の音頭をとり「横綱には少しでも長く土俵に上がってほしい」とエール。また、20年東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長も出席し「オリンピックの時には何かの役割を担ってもらいたい」と期待した。