大相撲初場所の初日を翌日に控えた12日、会場の東京・両国国技館で土俵祭が行われた。15日間の安全を祈願する恒例行事で、八角理事長(元横綱北勝海)や3横綱をはじめ三役以上の力士らが参加した。

稀勢の里と初日に顔を合わせる小結御嶽海は「予想はしていた」と対戦の覚悟は決まっていた。過去7戦6敗。17年名古屋場所で挙げた1勝が唯一の白星だが、その時も初日と験がいい。初日に向け「気合が入りますよ」と笑顔を交えて話した。関脇から陥落し、昨年の秋場所以来の小結として迎える場所に「より良い相撲を15日間取り続けたい」と意気込んだ。