秋田県大館市出身の東幕下51枚目佐々木山(27=木瀬)が、病み上がりに初日を出した。西幕下50枚目勇輝(29=陸奥)との顔合わせ。左おっつけからまわしを探り、前ミツをつかんで寄り切ったが「なかなか前に出れなかった」と攻めあぐんだ。

1番相撲の前日13日に39度の発熱で、翌日にインフルエンザと発覚。薬を飲んで一晩寝ると熱は下がったが、その後の2番は休場せざるを得なかった。「体重が落ちた感覚があるし万全じゃない」という中での白星。「ここから残り3つ勝ちたい」と勝ち越しを諦めるつもりはない。