大相撲の新弟子が通う相撲教習所の卒業・入所式が31日、東京・両国国技館内の教習所で行われ、西岩親方(元関脇若の里)の弟子、序ノ口若小菅(18=西岩)など11人が卒業した。卒業者のうち若小菅ら4人が、抜群の学習成績を収めた力士に贈られる「優等賞」を受賞。西岩親方にとって7人目の弟子で初の受賞となり「うれしいものですね」と喜んだ。

入所者では昨年の高校総体で3位の鈴木優斗(18=藤島)ら10人が出席した。教習所生活に向けて、鈴木は「(飛龍高では)得意な科目は体育で、勉強は苦手だった。先輩に教わりながら頑張りたい」と、初々しく話した。