大相撲の横綱白鵬(33=宮城野)が11日、東京・両国国技館で行われた自身が主催する少年相撲「第9回白鵬杯」に参加し、大会の規模拡大へ意欲を見せた。

モンゴル、中国など8カ国1200人の小中学生が出場し、「日本は技術にあふれ、伝統文化にも触れられる」と海外から選手が集まる意義を話した。16年にモンゴルで行われた相撲の世界大会には20以上の国が参加。来年20年の記念大会に向けて「それに近づけるようにしたい」と、参加国の増加へ意気込んだ。小4個人戦トーナメントに出場した長男・真羽人くんは1回戦で敗退。白鵬も「去年の夏に学校の相撲大会で優勝しているから自信を持っているはず」と期待を寄せていたが、前回大会に続く初戦突破はならなかった。