大相撲春場所(10日初日、エディオンアリーナ大阪)の新弟子検査が2日、大阪市内の病院で行われ、40人が受検、全員が体格基準をクリアした。合格者は内臓検査の結果を待って、初日に発表される。

埼玉栄高で昨年の全国総体団体・個人優勝の斎藤大輔(18=八角)は189センチ、145キロ。慣れない空気に「少し緊張しましたけど、すごくうれしい」と第1歩を踏み出し、笑顔を見せた。受検者で実績NO・1。「1場所でも早く出世できるように頑張ります。目の前の場所に全力を注いでいきたい」。大関豪栄道、関脇貴景勝、小結北勝富士ら埼玉栄高OBの背中を追いかけていく。