大相撲名古屋場所(7月7日初日、ドルフィンズアリーナ)前恒例の奉納土俵入りが29日、参拝客ら約5000人が詰めかけた名古屋市熱田区の熱田神宮で行われた。

奉納土俵入り前の協会参拝には、八角理事長(56=元横綱北勝海)と審判部の幹部が出席。高血圧の治療に専念するため、名古屋場所を休場する阿武松審判部長(58=元関脇益荒雄)に代わり、境川理事(56=元小結両国)が出席。同場所では審判部長代理として、審判長を務めることが分かった。昨年春場所でも、療養中だった当時の二所ノ関審判部長(62=元大関若嶋津)の部長代理を務めている。報道陣の問いかけに「よろしくお願いします」と応じていた。