大相撲の横綱白鵬(34=宮城野)が29日、日本国籍取得の意向をあらためて表明した。

名古屋場所(7月7日初日、ドルフィンズアリーナ)に向け、名古屋市の熱田神宮で約5000人を前に奉納土俵入りを行った。その後、報道陣に対応。前日28日に、かねて申請していたモンゴル国籍離脱を、同国当局が認めたと報じられたことについて白鵬は「うん」とうなずいた後「1つクリアした状態。(国籍変更の手続きは)まだ始まったばかり。あらためて報告できれば」と認めた。史上最多の優勝42度を記録も、現役引退後、親方として角界に残るには日本国籍が必要。4月には日本国籍取得を希望していることを明かし「あとは結果を待つだけ」と話していた。