祖父に元横綱琴桜、父に現師匠で元関脇琴ノ若の佐渡ケ嶽親方を持つ新十両の琴ノ若が、母校の埼玉栄高から化粧まわしを贈呈された。

愛知・一宮市の佐渡ケ嶽部屋で、相撲部の山田道紀監督からスクールカラーのオレンジ色を基調とした化粧まわしを受け取り「率直にうれしい」と笑顔。付属の中学から6年間通っていただけに母校愛も強く「プロを目指す上で目標の一つだった」と喜びをかみしめた。

山田監督によると、同校OBに贈呈した20本目の化粧まわしで「区切りがいい。(琴ノ若には)幕内、三役を目指してほしい」と激励した。