日本相撲協会は6日、東京・両国国技館で自衛消防訓練を行った。

若手、中堅の親方衆や協会職員らが参加。AED講習と消火器を使った訓練を受け、数人の親方衆は約20メートルの大型ホースを使った本格的な放水も体験した。7月の名古屋場所で引退し、親方としての協会職務初参加となった安治川親方(元関脇安美錦)は「こういう準備をしてくれる人がいたおかげで、現役の時は相撲を取ることに集中できた」と重要性を確認。荒磯親方(元横綱稀勢の里)も「何事も準備が大切」と語った。続けて弟弟子の高安の休場については「いい判断」と評価した。