かど番の栃ノ心(31=春日野)が前頭6枚目妙義龍(32=境川)に寄り切られ、負け越しとなり、2度目の大関陥落が決まった。妙義龍は7勝5敗2休。

立ち合い右四つになり、相手の寄りに土俵際まで追い込まれ右に回り込んだ際に左足が俵を割り勝負はあっけなく決着した。

今年の春場所で大関から陥落した栃ノ心だが、次の夏場所で10勝を挙げ大関復帰を果たしていた。今場所は7日目まで2勝5敗と苦しい星勘定となり、何とか崖っぷちで踏みとどまっていたが無念の陥落となった。