「大相撲の継承発展を考える有識者会議」の第3回会合が10日、都内のホテルで行われた。

プロ野球ソフトバンクの王貞治会長らが参加し、2時間余りにわたって相撲の国際化などについて話し合われた。国際化については柔道と剣道を引き合いに、山内昌之委員長(東大名誉教授)は「日本固有のルールや伝統が守られてきた剣道の道で国際化という意見が大多数」と明かした。次回会合で柔道と剣道の専門家2人を招いて議論を深める予定。また2度目の暴力などで自主引退を促されながら、この日も意向を示さなかった十両貴ノ富士も話題にのぼった。