大相撲の大関貴景勝(23=千賀ノ浦)が、2日ぶりに土俵上での稽古を再開した。

3日、福岡・篠栗町の部屋で立ち合いの形から、もろはずで押す動きを10度繰り返し、若い衆のぶつかり稽古に胸を出した。1日は左大胸筋を肉離れした秋場所千秋楽以来、関取衆と相撲を取ったが、2日は違和感を訴え、基礎運動に終始。この日、関取衆はそろって相撲を取らなかったが師匠の千賀ノ浦親方(元小結隆三杉)は「1日空けて良くなった。相撲も取れるでしょう」と話した。貴景勝は前日に続き、稽古後は何も話さずに引き揚げた。