大横綱大鵬の孫で元関脇貴闘力の次男、納谷幸林(たかもり、中大4年)が3日、来年春場所での角界入りを示唆した。堺市で行われた全国学生相撲選手権の団体戦で、中大は準々決勝敗退。前日の個人戦で3回戦で敗れた納谷は団体戦で出番なく、学生相撲を終えた。

今後について「いろいろ考えているところ。相談もしないといけない」とし、「(大相撲は)考えている。前相撲からでも覚悟はできている」と話した。三男は幕下の納谷、四男もしこ名「夢道鵬」で順調にいけば九州場所(10日初日、福岡国際センター)で初土俵を踏む。