横綱白鵬(34=宮城野)が自ら実行委員会の名誉会長を務める、第10回の記念大会を迎えた白鵬杯(世界少年相撲大会)が2日、東京・両国国技館で世界から13カ国・地域の小・中学生約1100人を集めて開催された。

小学1年生から出場している白鵬の長男真羽人くんは、小学5年生個人戦トーナメントに出場した。1、2年時は初戦敗退、3年時に初勝利を挙げ、4年時の昨年は再び初戦敗退。だがこの日は、初戦と2回戦を突破。初めて1大会2勝を挙げたが、ブロック準々決勝で長野県の選手に、立ち合い一瞬の変化に屈し敗退が決まった。取組後は、アリーナ席に座る父の白鵬にかけ寄りあいさつ。ちょっぴり悔しそうな表情で引き揚げていた。