お茶漬けなどで知られる永谷園が、無観客開催となる春場所でも通常通り懸賞を出すことが3日、分かった。

同社の担当者によると、無観客開催が発表された翌日の2日に会議を開き、春場所での懸賞買い付けの是非について話し合ったという。土俵上で呼び出しが懸賞旗を掲げても観客はいないが、同社担当者は「20年以上関わっている大相撲なので、これまで通り接していければ」と説明した。

日本相撲協会は春場所の無観客開催を発表した1日、懸賞について、キャンセルを申し出る企業や団体には払い戻しに応じることを公表していた。