日本相撲協会は13日、東京・両国国技館で臨時理事会を開き、大相撲7月場所(19日初日、両国国技館)の開催を正式決定し、観客を入れて実施することを発表した。

当初は無観客開催を検討していたが、新型コロナウイルス感染対応のガイドラインの作成や、専門家のアドバイスを受けるなど徹底した感染予防策を制定。1日当たりの総観客数を約2500人に制限して開催することとなった。本場所開催は無観客開催となった3月の春場所以来4カ月ぶりで、観客を入れて実施するのは1月の初場所以来6カ月ぶりとなる。

  ◇  ◇  ◇

協会は7月場所の入場券について、協会公式販売サイト「チケット大相撲」でのウェブ販売のみと発表した。14日午前11時から16日午前11時まで先行抽選受付が行われ、当選者には16日午後6時に当選メールが送られる。また17日午前10時から先着順で一般販売する。コンビニや国技館窓口での販売、電話予約はなし。赤ちゃん抱っこチケットなどの企画チケットも販売しない。1回あたりでの購入可能枚数は1人1枚となった。