日本相撲協会は27日、西十両11枚目木崎海(25=木瀬)が引退届を提出し、受理したことを発表した。

師匠の木瀬親方(元前頭肥後ノ海)によると、慢性的に抱えていた首の痛みが原因。「本人が治療に専念したいということだった。真面目な人間。なあなあに取っていくのも心苦しかったんだと思う」と説明した。今後は治療先の病院を探し、完治を目指すという。新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、断髪式などの予定は未定。

日大出身の木崎海は18年春場所に三段目100枚目格付け出しでデビューし、19年名古屋場所で新十両昇進を果たした。同部屋の兄、十両美ノ海とともに兄弟関取として活躍していた。