東前頭7枚目の栃ノ心(33=春日野)が、西前頭7枚目の遠藤(30=追手風)をマス席近くまで吹っ飛ばした。

遠藤に左を差されて右前まわしを許したが、かまわず前へ圧力をかけつづけて寄り切り。遠藤はたまらず、たまり席を駆け抜け、行司のアナウンス席横の机も乗り越えて、マス席の前まで転がった。

栃ノ心は「形は良くなかったけど、休まないで前に出た。入られないように前へ前へ攻めた。それが良かったです」と4勝目を喜んだ。