大横綱大鵬の孫、西序二段筆頭の鵬山(23=大嶽)は最後の7番相撲に敗れ、4勝3敗に終わった。

押し込みながら、最後に引き技を食った。「足がついていかなかった。集中していたつもりだったが、どこかに気の緩みがあったか、詰めが甘かった」と反省した。

中大を卒業して、昨年春場所で初土俵を踏んだ。先場所、初めて負け越して出直しの場所だった。来場所の三段目復帰は確実。「物足りない気持ちはあるが、来場所に向けて気持ちを切り替えていきたい」と先に目を向けた。