大関正代(29=時津風)が、手痛い2敗目を喫した。西前頭2枚目霧馬山に、狙われたかのように前みつを取られて動けなかった。抵抗もむなしく寄り切られ「相撲を相手に合わせてしまった。全然押し込むことができなかったのも課題」と反省しきりだった。

1差で追いかけていた新横綱照ノ富士と2差開いた。秋場所は昨年優勝した縁起のいい場所だっただけに、2日目からの連勝も続けたいところだった。「前半戦で取りこぼさないようにしていきたい」と照ノ富士とも当たる見込みの終盤戦を見据えた。