日本相撲協会は18日、元十両で若者頭の白岩(本名・佐藤政敏)が腹部大動脈瘤(りゅう)破裂により2月17日午後6時27分に埼玉県内の病院で死去したことを発表した。64歳だった。

秋田県角館町(現仙北市)出身の白岩は75年初場所で初土俵を踏み、83年初場所で新十両昇進を果たした。十両在位は通算7場所だった。

87年秋場所限りで現役を引退すると、本場所や巡業で運営補佐を務める「若者頭」に就任。相撲界を縁の下から支えていた。

葬儀は家族葬にて執り行う予定とした。