新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期となっていた大相撲春場所の新弟子検査が4日、東京・両国国技館で行われた。

元横綱稀勢の里の二所ノ関親方が師匠を務める二所ノ関部屋に入門した林琉(15)、玲(15)兄弟ら34人全員が身長167センチ以上、体重67キロ以上(春場所新弟子検査で中学卒業見込み者は身長165センチ以上、体重65キロ以上)の体格基準を満たした。林兄弟は大関御嶽海の出身地と同じ長野・木曽郡にある木曽町在住で、昨年8月の全国中学総体では木曽中を団体準優勝に導いた。他に中大時代に全日本選手権16強に入った住木厳太(22=押尾川)らも受検した。内臓検査の結果を待ち、近く合格者が発表される。