日本相撲協会は9日、21年名古屋場所限りで引退した元関脇勢の春日山親方(36)の引退相撲を6月4日に、東京・両国国技館で行うと発表した。

これを受けて同日、同親方が初場所2日目を行っている両国国技館で取材対応。「まげとの別れ。思い出に残る断髪式にしたいし、来ていただいたお客さんにも楽しんでいただきたい」と語った。

現役時代よりも16~17キロほど体重が落ちたとはいえ、現在も194センチ、140キロ超の立派な体格を維持している。「断髪式が終わったら、絞っていこうかなと思っています」と、健康も考えてスマートな体形も視野に入れている様子。

また美声でならした同親方だけに、引退相撲での相撲甚句など歌声披露も期待される。これについては「本当にまだ何も決まっていないんですよ。『あるかも?』という感じでお願いします」と、現役時代と変わらない、愛嬌(あいきょう)たっぷりの笑顔で話していた。