日本相撲協会は1日、夏場所(14日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表した。

<夏場所番付アラカルト>

◆横綱大関&一人大関 3場所連続で照ノ富士が番付上で東の「横綱大関」、貴景勝が西の大関に。1横綱1大関も、大関以上が2人しかいない状況も今年初場所から3場所連続。

◆改名 貴景勝は下の名前を「光信」から初土俵時の本名「貴信」に改名。

◆若貴以来 若元春が新関脇。弟が若隆景で、兄弟関脇は若ノ花&貴ノ花、逆鉾&寺尾、若ノ花&貴花田以来、史上4組目(しこ名は新関脇時のもの)。

◆再入幕 大関経験者の朝乃山が21年九州場所以来の幕内復帰。この時は出場停止期間中で、幕内力士として土俵に上がるのは同夏場所11日目以来2年ぶり。逸ノ城も1場所で復帰。

◆藤青雲 藤島部屋からは現師匠(元大関武双山)の元では3人目の新十両。熊本県出身では戦後35人目で明大出身では7人目。

◆時疾風 時津風部屋では現師匠(元前頭土佐豊)の下で初の関取誕生。宮城県出身では戦後8人目、東農大出身では11人目。

◆レアケース 栃武蔵は新十両優勝経験者では史上2人目なる幕内を経験せずに幕下陥落。