[ 2014年6月15日12時21分 ]<W杯:日本1-2コートジボワール>◇1次リーグC組◇14日◇レシフェ

 日本(FIFAランク46位)が大事な初戦でコートジボワール(FIFAランク23位)に逆転負けした。

 日本は前半16分、左サイドのスローインから長友が出したパスを、ペナルティーエリア内の本田が右足でトラップして左足を振り抜き、ゴール左に強烈なシュートを決めた。2大会連続で日本の初得点は本田だった。

 コートジボワールもジェルビーニョを中心に日本のゴールを何度もおびやかした。前半24分にY・トゥーレのFK、31分にはボカ、39分にはボニなどシュートを浴びせ続けたが、決めきれなかった。

 しかし後半17分、コートジボワールはベンチスタートだった大黒柱のドログバを投入。一気にチームのボルテージが上がり、19分にボニ、21分にジェルビーニョと連続ヘディングゴールを決め、逆転に成功した。

 日本は後半22分、大迫に代えて大久保を投入。本田をワントップに置いたが、チーム全体が疲労から足が止まり、ゴール前に迫れなかった。41分には香川に代えて柿谷を入れて打開を図ったものの、ゴールは遠かった。2大会連続の決勝トーナメント進出を狙う日本は苦しいスタートとなった。

 次戦は19日で、日本はギリシャと、コートジボワールはコロンビアと対戦する。