[ 2014年6月17日10時17分 ]前半、米国デンプシーはガーナ選手に顔面を蹴られ鼻から出血して横たわる(AP)<W杯:米国2-1ガーナ>◇1次リーグG組◇16日◇ナタル

 米国の主将、FWクリント・デンプシー(31)が奮闘した。過去2大会で敗れているガーナを相手に、今大会最速の開始29秒で先制ゴール。左サイドのスローインからジョーンズのパスを受け、ペナルティーエリアに持ち込んで左足でGKの足元を抜いた。歓喜のジャンプでガッツポーズを見せ、チームを乗せた。

 前半33分には接触プレーで顔面を蹴られ、鼻から出血した。しかしその後もまったく影響は感じさせず、闘志あふれるプレーを続行。初戦勝利に大きく貢献し、リーダーとしての役割を果たした。